2020.05.05 Tuesday
「繰り上がり」ってなぁに。
「お父さん、繰り上がりってなあに。」「もう学校で習ったのかい。」
「そう、習ったけれどよくわかんない。」
「それはね、数の数え方とつながりがあるんだよ。
正子ちゃんは、数は数えられるよね。」
「うん大丈夫。今年のふゆには500までお風呂でお母さんと一緒に 数えたよ。」
「じゃあ数字も習って読めるよね。
386は何て読むのかな。」
「さんびゃく、はちじゅう、ろくだよ。
先頭の3はひゃくがみっつだからさんびゃく。」
「そうだね。二つめの8はじゅうがやっつだからはちじゅう
だよね。
じゃあ、ひゃくってなにかな。」
「ひゃくは、じゅうがじゅっこあるんだよ。
じゅうはいちがじゅっこだし・・・」
「そのとおり、よく知っているね。
ではどうしてじゅっこずつまとめるのかという話を
してあげよう。
くりあがりがわかるためにたいせつなことが、じゅっこで
まとめるということがもとになっているからね。」
(つづく)