2025.07.19 Saturday

自転車マナーに対する警察の責任と社会の責任

あれやこれやと思う日々(25年その2)

 最近、常に思うのが人々の自転車のマナーの悪さです。

野球の練習や試合に行くときには、高校生の自転車通学や人々が甲子園駅から浜の方の会社まで通勤するのに出会いますが、まずほとんどの人が、「自転車の道路交通法」を知っているように思えません。

 西宮東高校、南高校、今津高校、鳴尾高校の学生など自転車通学を許している学校が、ありきたりのルールしか指導していないと思われます。そもそも学生生徒がどのように走っているのかという実態を把握していない。
 昨今自転車のルールがメディアにも取り上げられ罰則なども報道されていますが、警察や交通安全協会や各都市の教育委員会など指導すべき立場にある機関が、今後も真剣に取り組むのか疑問です。

 というのは、数年前にも自転車通学の女子高生が、夫人に当たって死亡された事故がありましたが、その時点では各機関も指導強化をするような「それなり」のことは、報道されましたが、現状は、まるきり変わらず、「それなり」です。

 通勤に自転車を使う人々や、子供を送り迎えするお母さんたちは、そのような教育を受けていないのが、現状なのです。

 元来、自転車は、道路交通法上自動車扱いですから、歩道は走れないというのが原則ですが、社会の道路事情から、ある条件の下で歩道も走ってよいことになっていますし、一方通行の道でも。自転車は逆に走ってもよいことになっていますが、指導がいきわたっていないがために、どこをどのように走ってもよいというような現在の「惨憺たるありさま」になっているのです。

 だから親たちも「子供の見本になる」ような走り方ができない。
 いつも言いますように、自由にはそれに伴う義務があるのです。様々な面でまだまだ「自由と義務」という民主主義の原則が徹底していない、いい例だと思います。

 

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