2025.07.19 Saturday

冤罪に対する警察・検察・メディアの責任

あれやこれやと思う日々(25年その5)

 昨日今日と冤罪の無罪判決に関する報道がありました。
 長年服役し無罪を勝ち取ったとはいえ、人生の多くを失った方々の無念さは、私の想像をはるかに超えるものでしょう。

 同時に今日のような殺人事件において、真犯人は今もどこかで生きているということもあると思います。

 被害者の人もまたその人生を奪われてしまったのです。
被害者のご家族にとっても納得のいくことではないでしょう。
 警察や検察の責任は、その方々(被害者の家族)に対してもあるのです。
 当然真犯人の追求はなされるべきなのですが、このことに関して、警察も検察も言及することがなく、あまりメディアでも問題として取り上げていないのは何故なのでしょう。
 この点では、事件当時だけではなくその後もメディアの責任はあると思います。
ただ、警察や検察の発表および裁判結果を発表するだけでは、報道機関として、責任を果たしているとは思えません。

 もちろん滋賀県の事件のように、おかしいと思い追跡調査し続けた中日新聞の記者のような報道記者がいることは、大切なことですが、そのような記者が大多数であってほしいものです。

 

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