2026.03.19 Thursday

日本人の特性はどこへ行った

 時は間違いなく過ぎてゆき、もはや3月ですね。
季節は気持ちが明るくなるような時を迎えましたが、
 世の中はずいぶんと変わってしまい、あまり希望の持てない状況になっています。
 自国のみ、自分たち中心の「○○ファースト」という言葉が横行、他人や在日外国人、他国を思いやる空気が無くなっています。
 日本も自分たちの経済のみが関心の中心ように見えます。
私たちの本来持っている「思いやり」は、どこに行ってしまったのでしょうか。
 そんな中でも、世界では「声を上げる人々」がいることに「本来、人間には理性がある」ということを感じます。
 カリフォルニアでは、中高生がICE(米国移民局)の民間人殺害に声を上げるデモがありました。
 ヨーロッパの国々では、ロシアのウクライナ侵略に声を上げる人々がいます。
 歴史を見れば、世の中を良いほうに変えようとする動きは、政治家ではなく、民間の名もなき人々の小さな力によって行われてきました。
 民主主義という概念が生まれることになったフランス革命もその一例でしょう。
 現在の理想とされる、「民主主義・人権・平等」などなど個人が持つとする概念が生まれ育ってきたのもそういった活動の中からです。
 日本が敗戦し、外部からではあれ民主主義社会がもたらされた以後の1960年代までには存在した、そんな「民衆の動き」は、現在あまり見られません・・・・
 現在の日本の政治家の中に、「人類としての理想」を心にもって活動している人がどれほどいるのでしょう。
 ロシアやイスラエル、アメリカの政治家たちの自国中心の行動に声を上げた日本の政治家を見たことはありませんね。
 若い人たちに、人類の理想として、立場の違う人たちにも心が通うような道を示す理念をといてくれる、政治家やリーダーが出てきてほしいものです。
 春は「芽吹き」の季節、そんな理想の芽吹きが始まらないかと願っている今日このごろであります。

2025.09.25 Thursday

詐欺やフェイクのメール・SNSを見分けよう

 今日は偽情報に関するもの2つに出会いました。
一つはニュースでも取り上げられました。

国内の自治体をアフリカの国の「ホームタウン」に認定する交流事業をめぐり、JICA=国際協力機構は、依然として誤った情報に基づく自治体への抗議などが相次ぎ、過度な負担が続いているとして、事業を撤回する方針を明らかにしました。

というもの。
 問題は偽の情報に惑わされ、その上「自治体に抗議する」という人の多いこと、これはその人自身の情報の取り方抑え方の無知さを表しています。
 JICAが何度もニュース報道で否定しているにもかかわらず、ニュースを見ていないし、そもそも8月に横浜で開かれたTICAD=アフリカ開発会議にあわせて、JICAは国内の4つの自治体をアフリカの国の「ホームタウン」に認定し、交流事業を進めるというニュースを見ていないのです。

 正しく一次情報に触れていない欠点です。

 今日のもう一つは、私のところに朝早く、国勢調査に関する巧妙な偽情報のフェイクメールが来ました。

 すぐさま国の国勢調査局に報せ、もっと国として偽メールに関する情報を知らせる頻度を上げるべきだと申し入れました。
夕方のニュースで、この偽メールに関する注意が流れましたが、記憶では同じ警告が流れたのは6,7日前です。
 県や市からもこういった詐欺を図るメールやSNS情報に対する警告が流れる頻度は多くありません。

 さらに言えばどのように見分けるかも大切なことですが、そういう市民に対する情報教育は、かなり少ないと言えます。

 ことしの結婚や投資を勧誘する詐欺の被害額は、兵庫県でも去年よりはるかに増加し驚く額です。
 警告を見ていない人も多くその上情報が乏しいのです。
また、情報に接しても「どのように具体的な対処をすべきか。」という知識も少ないのです。

 さらに。最近気になっているのが、「圧力を受けたりや馬鹿にされた人が実は〇〇だった。」という、ショートストーリーが、YouTubeに大量に上がっています。
こういう話は、害がないように見えますが、、造った側はたくさん見てもらいそれでお金を得ているのです。
 どこが気になるかと言うと、ストーリー展開が幼稚でワンパターンなこと、さらにナレーターの日本語の読み間違いが多く見られ稚拙な表現が多いことです。
 日本人のある程度以上の学力があるとは思えない。
正規の会社ではない人たちか、どこかの国の作成者の資金稼ぎではないかと、疑っています。

 最近は私と同じか年下のいわゆる高齢者との付き合いも多いので、彼らが詐欺にかからないように願う、今日この頃です。

2025.09.07 Sunday

忘れることは新しい力を生む

 80過ぎた年齢になっても、日々何かが気になって眠れないときやするべきことが手につかないときも多々ある。
いつまでたっても精神的に穏やかにして仙人のように達観して日々を送ることはなかなか難しい。

 そんなときにはその気になることを一時忘れることが一番である。私にとっては忘れる方法が、将棋や数独である。

 2つの内でも数独は単なる記号としての数字であるから余計なことを一切考えなくて済む。

 皆さんも「数独の世界に入りこむ」あるいは「将棋の世界に逃げ込む」ことで精神的な負担を一時頭から追い出すことを試されたらいかがと思う。

 人は忘れることで新しい力を得ることもあるのですから。

2025.08.29 Friday

算数・数学でイメージを描くことの大切さ(その2))

 先日、算数・数学でイメージを描くことの大切さを述べました。

 具体的な例を挙げましょう。

 「羊が1匹、羊が2匹・・・・」
これは、眠れないときに数えると良い
とよく言われます。

 いま目をつぶってやってみてください。

・・・・・・

 やってみてあなたは実際に「羊を思い浮かべましたか」
実は数字を思っただけではないですか。

では、実際に羊を頭の中で思い浮かべていってください。

・・・・・・

実際に思い浮かべると、意外と難しいことに気が付くでしょう。

7匹、8匹・・・となったときに具体的に羊を頭の中でまっすぐに並べるイメージは難しくなります。
そして数が4,5,6となるあたりで、頭では四角く折り返して並べることを始めているでしょう。

 この例で分かるように、抽象的な文字の数ではなく、具体的なイメージで「数を数える」ことを始めると「折り返して並べる」ことが、数えるには便利だということが分かります。

 このことがイメージをあたえる例です。

 そして、例えばたくさんあるビー玉やキャラメルなどを数えると、長方形に四角く並べられる数と、どうしても長方形に並べられない数があることに気が付きます。

 その並べられない数こそが「素数」で、並べられる数は「約数」であることが、たやすくわかります。

 因数分解は「四角く並べること」と以前に書いたのはこのことです。

 合わせて、公倍数や公約数などの概念のイメージを与えることも、数を四角く並べることのイメージで教えることができます。

 普段教室で教えられる方法は、数を文字としてのイメージしか与えられていないことに、教える側は意識を置いていて、子供たちの疑問を引き出し、イメージを与える方法を用意しておくことが大切なのです。

2025.08.13 Wednesday

中学生程度の英語という概念はない。

 ここ数日イチロー選手のいいニュースが続きましたね。

 彼の英語スピーチを聞いたのはこれで3回目です。ユーモアに富んでいてそれでいて内容のあるいいスピーチでした。

 この英語のスピーチ場面をネットで探しているときに、

「彼のスピーチの英語のレベルはどのくらい?」

「彼のスピーチは。中学生レベル?」

などと言う種類の書き込みがあちこちで見られました。

 「何故そんなことが知りたいのか。」が一つの疑問ですが、さらに言えば、「中学生レベルの英語」とは何を指すのかが、さらに大きな疑問です。

 中学生レベルの英語ってあるのですか??

  いろいろな英語の資格テストがありますが、「中学生レベルの英語」という概念はありません。

 日本で英語を学習するとき、記憶している単語の数がどのくらいかということは、よくありますね。

 仮に「中学校の教科書に出てくる単語はすべて覚えた。」「教科書の英語はすべて理解できる。」としましょう。

 しかしそのこととそれらを使いこなすことは別のことです。

 「その町のことを知りたければ、そこを歩くのがいい方法である。」

 を英文にするとなら、皆さんはどのように書きますか。
 この文に必要な単語はすべて、中学校で習っていますね。

 The best way to know the city is to visit it on foot

しかし、この英文は間違いです。
ロングマンの辞書に、はっきりと間違いであると書いてあります。

英語は、日本語と比べると非常に温理的な言葉です。
そして言葉にはそれがあらわす生活あるいは文化があります。

 会社などで昼休みにお茶の葉が切れていると誰かが言ったときに、「午後に私が買いに行きます」を英文にすると、

 I will buy it in the afternoon.

I am going to buy it in the afternoon.

 これらはどちらも正しい英文ですが、では何が違うのか、全く同じなのか?

 2つの文の個々の単語も中学校で習っています。


 どのようにホリデイ・インに、行こうかな。

はどうでしょう。

 How do I go to the Holiday Inn?

これも間違い。

 果たして「中学校レベルの英語」って何なのか。

 ところで、イチローさんの永久欠番のスピーチで、

NHKは「私はシアトルマリナーズの一員であったことを誇りに思います。」

と訳し、YouTubeのある映像では、

「私はシアトルマリナーであったことを誇りに思います。」
と訳しています。

 これは大リーグの球団名「Marinners」の意味をよく知っている人たちが訳したからで、どちらも正しい。
 つまり球団名の常識を知っているからです。

 言葉は文化背景があります。たとえ中学校で習う単語をすべて覚えても、使う場面の日常や文化背景を知らなければ、なかなか難しいと言えます。


 それは、英検やTOEIC、TOEFLのそれぞれのレベルよりも広い範囲の知識です。

 アメリカの子供たちが好きな本に、
”Goose Bumps”というシリーズがあります。

 単語レベルで言えば2000語も行かないかもしれません。
 しかしわからない言い方がいっぱい出てきます。

 私は、ずいぶん前に、このシリーズで面白い単語(熟語)を学びました。

 duck down

です。なかなか日本の辞書には載っていませんが、
「かがむ」、「うずくまる」といういみで、なるほどと絵(映像)が目に浮かぶようです。

 英語学習は面白いですねぇ・
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