2025.07.26 Saturday

教えるための資質について

あれやこれやと思う日々(25年その7)

 ちょっと真面目な教育の話。

皆さんは、奇数と偶数という言葉とその意味を知っていますね。

もし小学生(低学年)に教えるとしたら、どのように教えますか。

 奇数(きすう、英: odd number)とは、2 で割り切れない整数である。
 偶数(ぐうすう、英: even number)とは、2 で割り切ることができる整数である。

 
 そんなところでしょうか。上はウィキペディアによるものです。
 子供たちに解るように教えるには、それだけでは不十分です。

 なぜ奇でなぜ偶なのでしょう。

 もし機会があれば、お子さんの塾の先生や学校の先生に聞いてみてください。

 子供たちに「わかるように教えているか。」は、こういうことが説明できるだけの力量を持つ必要があります。

 それこそが、「なぜ???」の大切さです。

 「なせ」を教えられない先生(塾であれ学校であれ)は、不十分な力量であるということです。そのあたりが、自分で解けることと、教えることの大きな差です。
 自分で問題が解ければ数学は教えらえると思っている教員も、英語が話せれば教えられると思っている英語の教員もいるでしょう。

 社会人でもそのように解ければ教えられると思っている人が多いのも事実です

 そういう意味で、「わが塾の先生は、名門大学の学生」などとうたっている塾には、懐疑的になりましょう。

 塾の教員に資格がいらないのは、本当は大きな問題なのです。

 

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